現在、個人投資家の取引手数料収入に依存しているネット証券各社が苦戦を強いられている。
ネット証券最大手のSBI証券では、売買手数料が前年同月比で30%弱も減少しているのが現状だ。
口座開設ブームが一段落した現状で、今後どのように収益を伸ばしていくかが生き残りの課題となるが、
ネット証券大手では方針が少しずつ違っているようである。もちろん、経費削減は必須です。
まずは、国内に見切りをつける方針のネット証券。見切りをつけるというと言葉が悪いが、
国内での伸びに期待するよりも国外の新規顧客開拓を積極的に行うという方針である。
もう一方は、商品ラインナップを充実(見直し)させ、動きが鈍っている国内の個人投資家を
積極的に動かす方針。ネット証券を使って資産運用を行っている私にとっては後者を応援したいところです。
日本では昔から余剰の資金等を銀行に預ける習慣のようなものがあります。
現在社会を支えている年代の人たちは、高金利時代を少なからず体験していますので、
何となく、銀行に預けておくと利息がつくという風に思っていますよね。
では、実際のところどうなのか。銀行の実質的な金利はどのくらいですか?
例えば、銀行の利息が0.01%だとしましょう。実際の細かい計算はよくわかりませんが、
銀行に1,000万円預けていれば、およそ1,000円の利息がつくことになります。
これって預けている意味ありますかね?
銀行に預けているメリットは、自宅に置いているよりは安全だということや、
多少なりとも利息がつくこと、銀行が潰れても一定額は保障あれること。
デメリットは、営業時間外は引き出せないこと。ATMで24時間引き出せるかもしれませんが、
上限があったりして多額の引き出しが出来ませんよね。
これらのメリット、デメリットを考えてみると、
銀行に預けている多くの人は、急に引き出せなくても問題ない人が多いと思いますので、
生活費を除いた余剰預金よも呼ばれるお金は株などに変えて持っておいて方が良いと思います。
株のデメリットは当然のことながら、価格が下落したことによる損失が挙げられますが、
余剰資金(銀行にずっと置きっぱなしになっているようなお金)であれば、
多少下がっても売らずに保持しておけば良いわけです。そうすれば、含み損は出ますが実際の損失はありません。
利益が出たときに売却しても良いですし、そのまま保持していても良いと思います。
逆に、メリットは何かというと一番は価格が上昇したときの売却益になりますが、
これはほんとにちょっとした利益をだしただけで、恐らくは銀行の利息を上回ることでしょう。
銀行に1,000万円預けている人が余剰分と判断した100万円を証券会社に移し、
株を買い1万円の売却益を得たなら、1%の儲けです。もとの1,000万円で考えても0.1%です。
さらに、株を保持し続けていると配当というものがもらえます。
これは、株を買った会社の業績にも影響されますが、一般的に年率で株価の1~2%くらいの配当がもらえます。
100万円で100円の株を10,000株買ったとしましょう。
この株の配当が1株あたり1円だとすると、この株を1年間保持していると1万円の配当がもらえるわけです。
ですから、こちらでも銀行の利息を上回ることになるのです。
これで銀行に置きっぱなしにするより、損をしない株での運用を行えば、
必ず銀行よりも好成績の運用が出来ることがわかると思います。
ただし、高金利時代が来た場合は話は別ということと、
株を買う場合はなるべく潰れなさそうな安定感のある会社の株を買いましょうということに、
注意をしてもらいたいと思います。
